最低半年間続く街の風景【現在のケアンズ】
こんにちは、サボの介です。
ケアンズではスクールホリデーが始まっていますが、コロナウイルスの影響で、子供たちが遊べる施設が封鎖されています。今日はケアンズの街の様子を写真と共に紹介します。首相曰く最低半年続くであろう（最悪の場合は更に長く）風景を見て頂ければと思います。
- オーストラリアの感染者数
- ワーキングホリデー・学生ビザ保持者に悲報
- ケアンズの街の風景【ショッピングモール】
- ケアンズの街の風景【レストラン】
- ケアンズの街の風景【ツアー】
- 観光名所の【ラグーン】
- ケアンズの街の風景【お土産屋】
- 現在の筆者の様子
オーストラリアの感染者数
今日付けの総合感染者数は5454名となっており、28名の死者が出ています。筆者が住んでいるケアンズでは24名の感染者が確認されています。そしてスコット・モリソン首相が出した措置により、ケアンズでは約2万6千人ほどの失業者が出ている様です（私も入っています。）
ワーキングホリデー・学生ビザ保持者に悲報
本日入った情報によりますと、オーストラリアの地方部での仕事に就かれる方は（おそらくですが都心では無く、ファーム等の仕事をする予定の方）、就労先へ行く前に、現在滞在している場所で、14日間の自己隔離を証明する為の登録が必要になりました！
ケアンズ領事事務所から頂いた登録サイトを添付します。（英語です）
こちらのサイトは登録サイトでは無いですが、日本語に変換可能なコロナウイルスの情報サイトです。
悲報②
オーストラリアのモリソン首相は、ワーキングホリデーや学生ビザ、その他のビザで滞在している方に、『オーストラリアに滞在するのは義務的では無い為、経済的に難しい場合は自国に戻る選択肢がある』と述べました。（経済支援は市民権・永住権を保持している人が優先となる為）
現在唯一の日本への直行便は、全日空から出ているシドニー／羽田便となっています。しかも今月14日から24日までの間、週7便を週3便に減便する情報が入ったので、仕事が無くなって早期帰国を考えている方は、早めに考えた方が良いでしょう。乗り継ぎを選んだ結果、その国でのコロナウイルスの対策措置として、隔離されてしまう恐れがあるので気をつけてください。
ここからは、現在のケアンズの街の様子（最低半年続くであろう風景）を載せていきます。
ケアンズの街の風景【ショッピングモール】
決して開店前に撮った写真ではありません。洋服屋・ジュエリー・旅行代理店等が全て閉じられています。 開いているのは薬局屋・携帯ショップ・ゲーム店（噂では任天堂スイッチが購入出来ない様です）でした。
フードコート内の様子
以前は椅子や机がたくさん並べてありましたが、現在はテイクアウトのみとなっています。驚いたのはファストフード店舗もかなり閉まっており、開いているのはマクドナルド・KFC・subway・ベトナムヌードル店だけでした。
映画館
映画館もご覧の通り閉まっています。ショッピングモール内はスーパーマーケットが入っているのでまだ全店閉まっていませんが、春休み中の子供たちが暇そうに家にいるのが想像出来ます。
スーパーマーケット
スーパーマーケットは相変わらずこんな感じで日用品・食品が品薄です。ショッピングモール内のスーパーマーケットの入り口では、除菌出来るウェットティッシュをスタッフが配布しており、それで各自のカートを拭いたり、自身の手を拭いたりしています。最近ではセルフの会計マシーンへ主人と2人で並んでいたら、スタッフから【1人だけで会計を済ませて、連れは外で待機して下さい】と言われました。
ケアンズの街の風景【レストラン】
レストランはほとんどの所が閉まっており（テイクアウトで頑張っているお店もあります）、ガイドマップで絶対紹介されているレストラン達も閉店しています。
特に筆者のお気に入りであった【ダンディーズ】と【ウォーターバー＆グリル】はお店自体の立ち退きが決まったそうです。値段は高めでしたが、あんなに美味しかった料理がもう食べれないと思うと、悲しいです。
ケアンズの街の風景【ツアー】
ケアンズのツアーでお馴染み世界遺産の【グリーン島】や、同じく【キュランダ観光】のツアーが、コロナウイルスの影響で先月からクローズしています。いつも17：30頃にここへ訪れると、たくさんの観光客の方々が下船している光景を見ますが、今日はご覧の通り。全ての船が停泊しており、ただただ静かでした。
観光名所の【ラグーン】
観光客とローカルの人で賑わう【ラグーンプール】です。このように閉鎖されており、砂場にも入れない状況となっています。ここのプール沿いにある【ナイトマーケット】も閉まっているので、ゴーストタウン化しています。開いていたのはマクドナルドとケバブショップのみでした。
プレイグラウンド
【ラグーンプール】沿いを歩いていくと見えてくる【プレイグラウンド】はご覧の状態です。春休みなのに外で友達と遊べないのは、子供たちにとってかなりのストレスとなるでしょう。私たちもですが、現在野外・屋内含め、家族以外との集まりを2人（自分以外1人）に制限されていますので、友達と会うのも困難な状態です。
ケアンズの街の風景【お土産屋】
ケアンズに一度遊びに来た方なら知っているであろう【Ok Gift Shop】。こちらも4月末まで閉店しています。その他にもお土産屋さんはほぼほぼ閉まっているか、経営難で立ち退いている場所もありました。
以上の点を紹介するだけでもかなりの失業者が出ているので、更にホテルの従業員や家族経営等を含めると2万6千人以上の失業者が居るように思えます。
現在の筆者の様子
毎日ニュースをチェックしなければ情報が変わるオーストラリア。現在は規制に規制を重ね、基本自宅待機となっております。私たちが外出出来るのは食料・必需品の買い物と、運動不足になるので、公の場での集会の条件を遵守した運動（主に1人か2人でのマラソン・ウォーキング）となっています。
現在筆者と主人は朝と夕方に散歩をし、買い物（と言ってもスーパーのみ）をたまにし、普段掃除しない場所を徹底的にし（この機会に断捨離もしました）、ゆっくりとブログを書いています。
酸いも甘いも噛み分けたこの10年間、コロナウイルスの影響でですが、少し立ち止まって夫婦の将来を話し合える機会が出来たので、色々決めていきたいなと思っています。
それでは今日もこの記事を読んで下さり、ありがとうございました。
