わたしと英語【今年でオーストラリア在住10年目の私が英語を語る】
こんにちは、サボの介です。
今日は私にピッタリのお題があったので、オーストラリアで10年在住（細かく言うと9年半）の筆者が思ったことを綴ります。それでは行ってみよう！
今でもわからない英語
在住10年と言いますと、『ペラペラなのではないか』と思う方もいるかもしれませんが、そうでもないのが現実です。もちろん日常に困らない程度ですが、ネイティブスピーカーではありません。
今でも日本人訛りの英語を話しますし、テレビで見る帰国子女のような発音は出てきません。（本当にアジア系英語が通じないオーストラリア人には、それっぽく発音を意識すれば通じますが^^:）私の英語は日本人がイメージする『THE外国人の英語発音で話す』という目的では無く、その国で生きるための手段でしかないからです。
なので私にとって英語は、相手と話す時に通じればそれで良いのです。
わたしと英語の始まり
筆者の英語はホテル専門学生時、タイでホテル研修をした時から始まりました。（現地に元卒業生が勤務している事で実現した研修でした）
まず全員何を話しているのかがわからないパニックに陥り（今思うと英語力ゼロの日本人研修生を面倒みてくれた事に感謝です）、話せないと仕事にならないので必死になって覚えました。人間窮地に追い込まれるとやります。
そしてオーストラリアに初めて着いた時、拙い自分の英語が現地の人に通じる喜びを感じ、そこから英語力は更に伸びたように感じます。言語は本当に深く、そこから10年試行錯誤して、今があります。
英語が話せるだけで凄いわけでも偉いわけでもない
オーストラリアに遊びに来てくれた旅行者の方には、『海外に住んでいるなんてカッコイイ』、『英語話せるの凄いね』等と言われますが、凄くは無いです。先ほども言いましたが、生きるために英語を話しているだけなのです。ただ他の人より少しだけ行動力のある人が、海外に住んでいるのだと思います。筆者は昔の記事で紹介しましたが、日本で暮らしている時の給料が割に合わなかったのと、将来に不安を感じた結果、自身のスキルアップの為に渡豪しました。それで今の主人とご縁があり、現在に至ります。
※旅行者にそう言われ、英語を話せる自信に酔っている人もたまに見かけるので注意して下さい。(笑)
なぜ英語を話せるようになりたいのか？
日本で暮らしている時、英語が必要な人はどれくらいいるのでしょうか。仕事で必要？ただ話せるとカッコいいから？好きな映画・曲を翻訳無しで楽しみたいから？等様々だと思います。重ね重ね言いますが、筆者は切羽詰まった結果、話せるようになりました。さもなければ他の人や会社に迷惑がかかるからです。（研修時は研修でも給料が発生してましたので余計プレッシャーでした）つまり環境が大事なのではないでしょうか。
ちなみに日本に居るから英語力が伸びないと思っている方、ワーキングホリデーでオーストラリアに来ても、環境を自身で変えなければ、留学難民で終了です。語学学校で日本人と会話、シェアハウスや仕事先も日本人がいる環境を選べば、英語を話さなくても良いからです。その方が楽ですしね。本気で英語を話したい方は自身で環境を作れば、短期間でも英語力はつきますよ。
最初から完璧に話そうは絶対無理
学校で習う文法を考えて完璧に話そうとすると、余計にわからなくなります。特に日本人は完璧に話そうとして、それにより言葉が詰まっている様に感じます。何回も言いますが、会話力は通じればそれで良いのです。学校で習う英語は正直、良い成績を取る為や、良い大学へ行く為の勉強だと思っています。筆者は英語は好きでしたが、成績はイマイチでした。それでも10年逞しく海外で頑張っています(笑)
もし自分の知らない単語を使っていたり、言っている意味がわからなければ聞けば良いだけの事です。恥ずかしい事ではないので、思い切って相手に聞いてみましょう。
羞恥心を捨てて！
最後に英語を人前で話すのが恥ずかしい方、羞恥心を捨てましょう。日本に住んでいる外国人が、頑張って日本語を話しているのを見てカッコ悪いと思いますか？私は凄くカッコいいと思いますし、頑張って勉強したのだなと思い、とても尊敬します。彼らも生きる為に日本語を勉強したのです。日本に来てくれた旅行者が困っていたら、『Are you ok?』だけでも良いのです。聞いてあげてみて下さい。絶対後悔しない結果が付いてくる事でしょう。そして英語を話して通じる喜びを感じた方、是非とも海外コミュニティーに足を運び、色んな人と会話を楽しみましょう。自身の世界が広がる事間違いなしです！それでは今日もこの記事を読んで下さり、ありがとうございました。
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