ケアンズ在住~サボの介の雑記ブログ~

オーストラリアのケアンズ在住を活かして、様々な情報を皆さんに提供出来たらな良いなと思っております。

2年半働いたホテル業界の全貌を公開します!勤務体制は?気になる収入は?

こんばんは、サボの介です。

 

今日は私が以前日本に居た時に働いていたホテル業界の実態と収入を公開します。(ちなみにこの件がきっかけで私は海外へ行く事に決めました)宜しければ参考にしてみて下さい。収入が早く知りたい方は、給料についてのボタンを目次から選んで下さい。

 

始めに

まず最初に、なぜ私がホテル業界を選んだかと言いますと、純粋に英語を使う職業に憧れを抱いていました。(ただ話せるとカッコいいなと思っていただけ)

 そして消去法で、高校時代にホテルの専門学校の道を選びました。(笑)

 ホテルという非現実的な空間と、そこで働いているスタッフが煌びやかなイメージで良いなと思っただけの理由で!!とても浅はかな理由ですね^^;

 そして専門学校も今思えば昼間のコースよりも(年間約100万円)、夜間のコース(半額の約50万円)を選べばよかったなと後悔しております。

 結果論なのでね、やってみないと分からないですが。。。

 

勤務時間について

私が就職活動をしていた時代、専門学生は正社員という枠が応募には無く、残念ながら契約社員のみの募集でした。

そして都内の某ホテルに就職が決まり、当時20人ほどの同期がいました。

 私は宿泊部門の配属が決まり、研修が始まりました。

 まず、勤務時間は3種類ほどあり、例えると、

  • 9:00~18:00
  • 13:00~22:00
  • 16:00~10:00(翌日)

 と発表され、一瞬最後のに、!?となり夜勤だと分かるまで少し時間がかかりました。

 つまり夜勤は2日分の勤務となり、翌日の10時に終了後、次の日まで自由時間ですが。。

 とにかく眠い!!

 勤務後私は何度山手線を一周したことか。。。

 夜勤後の電車には座ってはいけないと肝に銘じていました。座ったら最後、必ず寝過ごします。

 一応夜勤中の深夜に仮眠(忙しさにより時間が変動しました)が取れますが、1時間の時などは、シャワーして、化粧直しで終わります。

 若さでカバーしたとはいえ、本当に辛かったです。(ストレス発散に夜勤明けディズニーに良く行っていましたが、本当に勿体なかったです(笑)

 が!!更に大変なのが次の日が日勤だった場合!!

 へとへとで帰宅後に寝れば夕方になり、次の日は日勤だからまた寝ないといけないのに寝れないという負の連鎖!!

 一度寝過ごして先輩にこれでもかと言うくらい怒られました。かと言って、夜勤が3勤務入っていたらそれはそれで辛かったです。

3勤務=6日間シフトなので、1週間があっという間に終わります!

 

勤務内容について

そして勤務内容は、ポーターというポジションだったので、基本は荷物運びです。

女性でも運べるようにカートに荷物を乗せて運ぶシステムになっていました。

そして後は何でも屋です。基本受付スタッフの手足となり、お客様の要望にお応えします。

タバコが欲しいと言われれば、コンビニへ行き、宅急便の手続き(海外発送も含む)、リムジンバスの予約・案内・荷物の確認、館内案内、都内の情報提供、レストランの予約、客室清掃員が帰宅した後はトイレ掃除、ベットメイク、ランドリーバッグの受け取り等。。。ここには書ききれない膨大な量の勤務内容となっています。

そしてリピーター客が来れば更に細かい要望が入るので、それを応対します。

 覚える事もいっぱいですし、リピーター客は顔を覚え、お客様が言う前に行動するのがホテルマンという仕事なので、正直空気を読めない&気が利かない私にとっては大変な業務でした。^^;

 

職場環境について

ホテルに勤務されているスタッフも含め、サービス業をしている方はあるあるな出来事でわかると思いますが、普段お客様に丁寧な口調で対応している分、その反動で裏ではもの凄く口が悪いです(笑)

私が居た職場では、先輩方は皆さん口が悪く(本当にヤ〇ザかなと思うくらいのスタッフもいました)、教育スタイルも超超体育会系だったので、ビシバシしごいてくれてました。。。

新入社員の頃は毎日ストレスで食事が喉を通らず、体重が激減りし、若干鬱になりかけていたと思います。

今ならパワハラで訴えられるレベルになるので、携帯の録音機能を使って、録音後本社に文句を言いに行きますね。←今ならやりかねない

 それでも最初の1年は訳も分からずに突っ走り、自分の中で社会に出るってこういう事なんだと思っていましたが、異変に気が付いたのは2年目で心に余裕が出来たあたりからでしたね。

 

給料について

さぁ、お待たせいたしました。私が当時貰っていた給料の発表です!!

ダダダダダダダダダーーーン!!

基本給16万8000円でしたぁ!!!

20代前半の給料平均値から見ても安い方に入るかと思われます。

ちなみに大学生から就職した同期は18万8000円でした。

そこから厚生年金・健康保険・住民税・雇用保険・所得税を引くと約13万が手元に毎月残っていました。

ちょうどその当時は民主党政権で景気が下降したのもあり、ボーナスは初年度無しで2年目は5万円を夏に振り込まれたのを覚えています。

残業代は入らず、ただのサービス残業を毎日していました。 

給料の使い道について

当時は実家が千葉の田舎でしたので、通えなくはなかったのですが、家も1度は出たかったですし、やはり2時間近くかけて通勤するのが大変だと思い兄と二人暮らしをしていましたが、家賃は6万円ずつ。

はい、もう手元には7万しか残らないという現実!!正直アルバイトで来てたスタッフの方が稼いでいました。時給より安いという。。。はは。。。

そこから両親に仕送り1万円・携帯代1万円・食費3万円・交際費1万円・電気&水道代各5000円となれば貯金も出来ず、綺麗に給料が消えていきます。

それでも足りない月(美容院代や行きたくもない飲み会代)があったので、買い物はリボ払いをし、翌月に持ち越すというカツカツな2年半を送っていました。 

最後に

私の時代は就職氷河期だったので(50社受けてやっと就職出来たという子もいたくらい)、今と比べるとブラックホワイト会社関係なく受かればどこでも行くという感じでした。

給料が悪くて転職したくてもしづらかったので、最終的に私は英語のスキルアップをしようと思い、海外へ飛び立つという突拍子もない行動に出た次第でございます(笑)←これも浅はかな理由

今は景気も若干回復しているし、私が貰っていた給料よりかは良いと思います。(残業代がちゃんと入っていれば私もマシだったと思います。)

少しだけ後悔しているのが、学生時代にもっと勉強しておけば、もっと人生の選択肢があったのかなと思っています。 

皆様に言えるのは、勉強だけに集中出来る学生時代が、いかに貴重かが大人になって分かります。 

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ですが今からでも遅くはありません。 私みたいに英語を極めようと海外へ行くのも有りかと思います。

海外へ行き、色んな国の人の考えや文化に触れるのはとても刺激的で、日本に住んでいたら気が付かなかった事もたくさん出てきます。

是非自分自身をワールドワイド・客観的に評価し、磨き上げて下さい!!

 

今回の記事は、以上になります。

本日もこの記事を読んで下さり、ありがとうございました。

 

☆サボの介☆

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